宿場そば検定 : 第1問

そばの学名 : fagopyrum esculentum (ファゴピルム エスクレンツム)

そばの発祥地

そばはタデ科ソバ属の一年生草本で、普通種とダッタン種とに大別される。
普通、そばという場合は普通種をさす。
そばの原産地はアムール川(黒竜江)の上流沿岸で中国東北区・ダウリヤ・バイカル湖にわたる相当に広い地域とされているが、最近では中国雲南省を発祥地とする説が有力とされる。
また、インドを初めその他自生する宿根ソバが、そばの原種であろうとする説もある。
中国本土はそばの原産地に近いことから、伝播はきわめて古いはずであるが最も古い文献には、南北朝時代の北魏王朝(386〜534)の末年の「斎民要術」に書かれている。
これが一番古い記録だといわれている。

 


 

問1 日本へのそばの伝来はいつごろ?

イ、約140年前の明治初期の頃

ロ、約400年前の江戸初期の頃

ハ、約1000年前の平安時代の頃

ニ、約3000年前の縄文晩期の頃